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歯科コラム

メリットが多いセラミックの歯は自費診療が基本

虫歯の治療で使われる詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)の材質は、公的医療保険を使う場合は金属になります。金属の詰め物・被せ物でも機能的に問題はないのですが、口を開けたときに銀色が目立ってしまい、審美性(見た目)が劣ります。また金属の詰め物・被せ物は、金属アレルギーがある患者さんには使うことができません。

一方、セラミック製の詰め物・被せ物は、見た目だけでなく耐久性にも優れます。もちろん、金属アレルギーがある方でも使うことができます。ただ、医療保険がきかない自費診療になってしまいます。
自費診療の治療を受けると、治療費は全額患者さん負担になってしまいます。
そこで費用面からセラミック製の詰め物・被せ物をあきらめてしまう方もいると思いますが、実は医療保険が使える場合があるのです。
詳しく解説します。

ハイブリットセラミックの一部は医療保険の適用になる

ハイブリットセラミックの一部は医療保険の適用になる
医療保険が使えるのは、ハイブリットセラミックの被せ物です。
ハイブリットではないセラミックのことをオールセラミックというのですが、こちらは透明感のある白さを出すことができます。オールセラミックで詰め物・被せ物をつくると、少し見ただけでは天然の歯と区別がつかないでしょう。しかしオールセラミックは医療保険を使うことができません。

一方の、医療保険が使えるハイブリットセラミックは、セラミックとレジンを混ぜた材料を使っています。レジンはプラスチックのことで、これを混ぜることで材料費の価格を抑えることができるのです。しかしハイブリットセラミックにはセラミックも混ざっているので、天然の歯に極力似せてつくることができます。機能面ではオールセラミックよりは多少劣りますが、普通の使い方をしていればハイブリットセラミックで違和感を覚えることはないでしょう。

医療保険の適用になる条件

ハイブリットセラミックの被せ物を医療保険適用にするにはいくつか条件があります。
まず、対象は被せ物のみで、詰め物は対象外です。そして前から4番目と5番目の歯の治療にしか使うことができません。
それ以外の歯にハイブリットセラミックの被せ物を使っても、医療保険は使えません。

まとめ~条件に合致するなら検討の価値あり

ハイブリットセラミックの被せ物はいくつか条件はあるものの、医療保険を使って3割負担で入れることができます。
ハイブリットセラミックは歯にフィットする特性があり、汚れがつきにくいメリットもあります。まずは歯医者さんに条件に合致するかどうか相談してみてはいかがでしょうか。

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